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築地発! トレンド・マイニング日記。

築地市場の隣から、活きのいいマーケティング・ネタをお届けします!!

IT長者を狙うと、はずす『レクサス』のマーケティング

本日、7月27日の日経新聞朝刊P3にとても、興味深い記事が出ていました。『トヨタ、レクサスに2000億円投入』~富裕層を奪い合い~

品川の第1京浜沿いにあったトヨタのディーラーが『レクサス高輪』に改装中で、いよいよ『レクサス』の日本での本格的なマーケティングが開始され、成り行きが注目されています。
LEXUS1.jpg

アメリカでの成功をひっさげて、本家日本での凱旋帰国となるわけですが、長期的に見るとなかなか厳しい闘いになると予想します。

500万円以上の高級車市場における2強、メルセデスとBMWの牙城を崩すべくトヨタがどれだけ本気で、この市場を奪おうとしているのか、ある意味楽しみにみています。
LEXUS2.jpg

ただし、IT長者をターゲットに考えているとしたら、大きく外すことになりますので、そういう戦略はだけはとらないことを祈ります。
彼等のメンタリティの中に国産高級車に対する協調性は皆無ですから・・・

私自身も外車ユーザで、私の友達のベンチャー社長もほとんどが外車オーナーです。マセラティ、ポルシェ、ランボルギーニなど決して、メルセデスとBMWに対する協調性が高いわけでもありません。
富裕層マーケティングの我々の経験上、IT長者の大半は車好きで、その中にも大きく2つのタイプが存在します。

1つめは、『根っからの車好き』・・・このタイプは、車のメカが大好き、デザインがたまらなく好きというタイプで、子供の頃にスーパーカーブームの洗礼を浴びた30代後半のベンチャー経営者が多いです。

もう1つのタイプは、『ファッションとしての車好き』・・・高級腕時計をし、高級ブランドに身をつつみ、高級マンションに住み、高級車に乗るというライフスタイルのアイテムとして車をとらえているタイプです。

残念ながら『レクサス』は、この2つのどちらのタイプにも訴求する製品ではありません。ラグジュアリな心理的価値を国産車に求めることは彼等はしませんし、品質、価格といった機能的価値も同様に求めていません。

おそらく、トヨタもレクサスのターゲットとして、IT長者を想定していることはないとは思いますが、どのような戦略で富裕層マーケティングを展開していくのか、注目していきたいところです!
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  1. 2005/07/27(水) 17:17:11|
  2. 富裕層マーケティング|
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