久しぶりに(と言っても博多でベルベット・レインを観て10日ぶりくらい)東京で映画を観ることができました。
日曜日の朝イチ、六本木ヴァージンシネマズで
『春の雪』を楽しみました。
<<春の雪の公式サイトはこちら>>
http://www.harunoyuki.jp/9:30の初回でしたが、180席あるスクリーン6は、前3列を除き、8割程度埋まっており、なかなかの賑わいです。
空いている状態で、悠々と贅沢な空間で映画を楽しむのも悪くないですが、ある程度お客さんが入っていた方が、周りの人の反応がわかるので、その方がいいですね。
年齢層もかなり幅ひろく、若いカップルから年配のご夫婦まで、2人連れの姿が目立ち、妻夫木聡ファンと竹内結子マニアの1人で観に来ているという人は、あまり目立ちませんでした。
映画の方は、演出にこだわると定評の行定勲監督が三島由紀夫作品を撮ったということ、話題の竹内結子と伸び盛りの妻夫木聡が共演したことなどからマスコミへの露出も多かったと思いますが、噂にたがわず見ごたえのある美しい映像と妻夫木演じる青年の心の未成熟さと葛藤にフラストレーションがたまりながら、画面に引き込まれてしまいます。
最近の映画としては、2時間30分という長い尺ですが、私自身は途中ダレることも飽きることも一度もなく、気がつけば終盤を迎えていたというくらい集中力を維持できる映画でした。
大正時代の侯爵家の空気感や衣裳を表現するのはたいへんだったんだろうなあと感じたのは、この時代から和洋折衷のスタイルが取り入れられたからなんですが、特に違和感なく観ることができ、スタッフの人達の苦労が窺い知れました。
公開2日目の初回で、まずまずの客の入りだったことと幅広い年齢層に受け入れられる要素をもっていることから、興行収入は10億円と予想します。そういえば、SAW2も公開されましたね。SAWの予告編を観たときにキモかったので、「絶対観にかねえぞ!」と思いながら、怖いもの見たさに行ってしまい心の底から後悔したのですが、多分SAW2も後悔しに観に行くことになるのでしょうね~
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- 2005/10/30(日) 16:12:06|
- 映画のマーケティング|
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