日経情報ストラテジーの連載も2月24日発売の4月号で、全6回中、4回目が終了しました。
と言っても、毎月の原稿締め切りがあっという間にやってきて、その度に執筆を生業にされている方って本当にスゴイ人達だと感心します。締切に追われるのって、大変なプレッシャーですね~

日経情報ストラテジー4月号の目次はこちら》
http://bpstore.nikkeibp.co.jp/mokuji/nis168.html私が執筆させていただいている『売れない時代に売るためのマーケティング新潮流』、4回目のテーマは、
「プロファイリングでターゲット顧客を選定」です。
プロファイリングとは、元々は犯罪者の心理的側面から犯行動機や行動特性を評価することで、犯罪者像を形作っていくFBIの捜査手法のひとつです。
マーケティングの世界でも同様に対象者に関する情報やデータを収集し、過去の事例や自分自身の知見、経験と照合することで、対象者の人間像、人物像(プロフィール)をつくりあげていきます。
なぜ、プロファイリングをするのか?といえば・・・
「楽しいから!」ということではなく、
「攻めるべきターゲットを決める」ためです。
「人物像が描けないとターゲットが決められないか?」といえば、決してそんなことはないのですが、ブログでも連載記事でも書いているように、生活者を年齢・性別や職業、年収といったデモグラフィック(人口統計的)特性だけで、顧客を特定して商品・サービスが売れるほど、日本の消費者は未熟ではないから、プロフィリングといった面倒くさそうなプロセスが重要になります。
そういえば、某化粧品会社がひとつのブランドに複数のモデルや女優をキャラクターとして登場させている背景にも、
単純に幅広い年齢層に訴求する為だけではなく、キャラクターの持つイメージとターゲット層のライフスタイルや価値観といったサイコグラフィック(心理)特性を重ねあわせた結果、複数のターゲットを選択しているようです。
・・・でも、
プロファイリングの作業は楽しいですよね!
想像力が豊かになりますから!
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- 2006/02/28(火) 19:03:13|
- マーケティング新潮流|
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本日(2月27日)付け日経MJの9面(ファッション面)にスポーツブランドの
アシックスがカジュアル服に本格参入するという記事が出ていました。
国内のスポーツ用品市場が停滞している中、街着として着られるカジュアルウエアを積極的に販売していく戦略のようです。
ヒップホップが市民権を得たのとシンクロするかたちで、アディダス等のスポーツブランドがカジュアルウエアとして、普段着としても着られるようになってきたような気がしますが、日本のスポーツブランドも海外ブランドを追随するんですね。
・・・と言っても、スポーツウエアとは別に専門ブランドとして商品開発していくみたいです。
考えてみれば、昔からテニスウエアやスポーツウエア、ゴルフウエア、サーフィン・ブランドなどは、街着として普通に受け入れられていたわけですから、別段目新しいトレンドというわけでもありません。
ファッション性に富んだスポーツブランドは街着として自然に受け入れられるのでしょうが、
安易にこの流れにのっかると、ブームが去ったときにブランドイメージが損なわれる危険性があります。消えていったスポーツブランドや見向きもされなくなったブランドがたくさん、ありますよ~
なんと言っても、
ファッションほど流行り廃りが激しい領域はありませんから、相当の覚悟と執着心がないとね!
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- 2006/02/27(月) 23:06:49|
- ブランディング|
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しばらく休んでいた『週末だけのLOHASな食事』を復活させました。
時間的な余裕と精神的ゆとりがないと、週末ですら実践できないことに今更ながら気がつきました。
スローライフを実践することは、ベンチャー企業経営者には、なかなかむづかしいことではありますが、無理しないことがLOHASのいいところですから、ボチボチと再開していこうと思ったのでした。

(数ヶ月ぶりの週末LOHAS的夕食)
すっかり、納豆にも慣れました。健康のため、関西人の魂を売ってしまった負い目が・・・
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- 2006/02/26(日) 23:46:28|
- LOHASマーケティング|
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金曜の夜は、青山の一角にある建設中のタワーマンションで開かれたクローズドな集まりに行ってきました。
竣工が遥か先の建設現場に集合した一団は、特別に建設途中の高層階に連れて行ってもらい、青山周辺の夜景を観て、このマンションに住んだときのライフスタイルを少しだけ想像したのです。
夏の神宮外苑の花火大会を自分の部屋から眺める特等席を手に入れるのも、悪くないかも・・・

(神宮外苑の花火大会はホームパーティに最適)
いや、住むんだったら、やっぱり六本木かなあ~などと考えながら・・・パーティルームを兼ねたモデルルームへと移動し、集まった多くの人達と歓談をしたのでした。

(外苑東通りも遥か眼下に)
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- 2006/02/25(土) 23:04:00|
- 富裕層マーケティング|
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昨日、講演した
『新・富裕層マーケティング』の中で、LOHASな富裕層について触れたのですが、ひとつの象徴として
BOBOS(ボボズ)を紹介しました。
米国の新上流階級層を示すマーケティング用語で、
BOBOSとは「Bourgeois」と「Bohemians」を足して、頭文字をとった造語ということです。
「ブルジョアなのにありながらボヘミアンのような自由で自分らしいライフスタイルを志向する層」がBOBOSと言われているらしいのです。
私も仕事上、この言葉をはじめて聞いたのが、今から3~4年前で和訳された書籍も出ていたので買ったのですが、残念ながら日本では言葉も概念もあまり浸透しませんでした。

(2002年に発売された初版本)
したがって、今回の富裕層セミナーで、書籍と概念を紹介したのですが、やはり認知度が低いようで、受講者のみなさんには伝わりづらかったようですね。
ビルゲイツや映画監督のスピルバーグなどがBOBOSの象徴のように本の帯には紹介されており、お金持ちなんだけど、服や外見にお金をたくさん使う嗜好がなく、どちらかというと反体制的な雰囲気を漂わせている常識や固定観念に縛られない自由人というイメージでしょうか?
レオナルド・ディカプリオやキャメロン・ディアスのような環境保護問題に関心が高いセレブはというと、BOBOSという括りとは、ちょっとニュアンスが違うような気がする・・・
日本人でも坂本龍一氏や小林武史氏が”LOHASな富裕層”というイメージだが、BOBOSという野暮ったい感じではない。
そう思うと、
「LOHASな富裕層」を示す新しいマーケティング用語が出現しても、おかしくないと感じる今日この頃です。
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- 2006/02/24(金) 13:49:31|
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今日は、午後から青学会館で
『新・富裕層マーケティング』の講師をしてきました。(講演会場から会社に戻ってきてブログ書いてます)
相変わらず、このテーマに対する関心は高いようで、50名超の受講者が参加されていました。
ただ、昨年あたりと比較してちょっと変化があるのかな?と感じたのは、受講されている方の業種です。
昨年あたりは、受講者の1/3から1/4は、金融関係(証券会社、投資信託会社、銀行、カード会社、保険等)や不動産、自動車関連の方で占められていました。
ところが、今回受講された方の業種をみてみると、食品メーカーや精密機器メーカーが結構多く、
富裕層マーケティングを必要とされている企業も、裾野が広がってきたことを実感しました。
実際、われわれがお手伝いする富裕層マーケティングのコンサル案件のクライアントは、金融関係が圧倒的に多いのですが、消費財メーカーの方からも、多くの引き合いをいただく現状を鑑みると、富裕層マーケティングのターゲットが、所謂セレブ層だけでなく、ターゲット層の裾野も広がっていることがわかります。
今まで、富裕層マーケット向けの商品、サービスを提供していなかった企業が、富裕層マーケットに参入している例もたくさんあり、その場合の富裕層は、
オールドセレブではなく、新興の富裕層になります。
ピラミッドの頂点に位置する富裕層に新参者がアプローチするのは、投資対効果が極めて低いので、おすすめできません。
それよりも、
既存企業がとりこめていない未開拓の顧客層である新興富裕層の琴線にふれるマーケティングを展開するところに、ビジネス上の旨みがあります。
未曾有の好景気に突入する”はじまりのはじまりになる2006年”、新興富裕層とのコミュニケーションに長けた企業は、間違いなく大きな果実を手に入れることが可能です。
私の話は、決して大袈裟でなく、現実に即してお話をしていますが、ようやく真面目に聞いてもらえる状況になり、私もちょっとホッとしています。
ただ、バブルを経験し成熟した日本の消費者は、バブル景気のときのように値段が高ければ売れるという単純図式ではなく、例え低価格でも自分にとって価値がないと判断すれば、見向きもしないし、投機的消費行動をとる馬鹿な富裕層も圧倒的に減っていることを企業は理解しないと、バブルの二の舞になってしまいます。
富裕層マーケティングも、ステータスを前面に押し出した古典的手法ではなく、
富裕層の価値観に合致するライフスタイル提案が必須です!
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- 2006/02/23(木) 20:19:47|
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火曜日は、第4回LOHAS評議会の開催日。私も参加してきました。
そこで、面白いモノが配られました。
完全循環型素材のエコバッグだそうです!

コンビニやスーパーで買い物をしたときに、だまっていればついてくるレジ袋は、なんと年間300億枚。これは、60万トンに相当し、石油に換算すると56万キロリットル、タンカー2隻分になるらしい。(環境省の方のお話)
しかも、そのうち約3割はただのゴミとして廃棄されているという統計データがあるそうで、
無駄なレジ袋をつくらない、使わないという課題は環境問題としても、重要なテーマのようです。

このエコバッグは、イサイクルした繊維でつくられているだけでなく、使用後も適切に処理されることで、再びポリエステル繊維として利用できる「完全リサイクル型素材」で出来たお買い物袋だそうです。

帝人ファイバーという企業のエコサークルシステムにのっけてやることで
サスティナブルなエコバッグになるんですって!
リサイクル素材を使ったポリエステルは、石油からポリエステル繊維の材料を作る場合と比較して、消費エネルギーを84%削減させる効果があり、Co2排出量を77%も削減できるそうで、立派なLOHAS商品といえそうです。

今回、配布されたエコバッグは、白地かつ従来のレジ袋と同じような形状をした極めてシンプルなモノですが、デザインや色は応用が効くそうです。
とりあえず、私はオリジナリティを発揮するために、LOHAS CLUBのスタンプを4つ押してみました。
楽しみながらレジ袋を削減するための施策って、いろいろ考えられそうですね!
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- 2006/02/22(水) 19:54:28|
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2月20日づけのオリコン シングルCDランキングの2位には、Janne Da Arcの「振り向けば… / Destination」(両A面)がランキングされていました。
《シングル週間ランキングはこちら》
http://www.oricon.co.jp/rank/js/w/この楽曲、昨年公開された映画「HIRAKATA」の主題歌で、彼等の母校の高校が統廃合されることをうけて作られた曲だそうです。
映画については、昨年、結構話題になっていて私も是非みたいと思っていたのですが、東京で公開された期間と場所があまりにも限定されていて、実際に見ることができず、残念だった記憶が蘇ってきます。
《Janne Da Arcの公式サイトはこちら》
http://www.avexnet.or.jp/janne/discography.htmlJanne Da Arcのメンバーの母校は大阪府枚方市の高校だったと記憶していますが、私の母校である京都の府立高校も、近々に統合されることが決定していて、出身校の学校名がなくなってしまうというのは、卒業生としては、本当に寂しいものです。
普段はあまり意識することもなかった少子化問題がリアリティをもって目の前に突きつけられた気がして、日本全国で同じように寂しい思いをしている人達がたくさんいるのでしょうね~
高校のみならず、大学でも
関西学院大学と聖和大学が2008年4月の合併を検討というニュースが発表されましたが、合併後の名称が関西学院大学になるということなので、聖和大学のOB,OGは悲しいでしょうねえ~
母校に対する愛着なんて在学中は、ほとんど感じなかったのですが、愛校心なんていう柄にもない気持ちをちょっと感じる、今日この頃です。
(大学の校歌なんて、一度も歌ったことないですから)
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- 2006/02/21(火) 10:14:08|
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今日(20日)の日経夕刊3面に景気のいい記事が出ていました。
横浜に「ブロードウェー」オペラなど公演の大型施設~セガ、1000億円投資計画~
みなとみらい21地区に日本版ブロードウェー構想が持ち上がっており、セガが1000億円超の投資を計画しているというバブル時代を彷彿させる大規模プロジェクトのようです。
相変わらず空き地だらけで、
面として街の魅力をまったく発揮できていない、みなとみらいにオペラやミュージカルを楽しめる大型施設ができること自体は素晴らしいことだと思いますが、大きな落とし穴があることを知った上での計画なのでしょうか?
横浜という大都市であり、人口も多く、文化や芸術を育む地盤があるように思われがちですが、
東京都民と横浜市民のメンタリティの違いって、相当大きいですよね。
東京に住んでいる人の多くが地方出身者であり、アートを受け入れ、お金を落とす層も、地方出身者に支えられているのに対し、横浜市民のアートに対する消費意識も関心も、それほど高くないことを承知の上で、この大胆な計画を成功させたとしたら、スゴイことだと思います。
少なくとも、東京から横浜まで、わざわざミュージカルやオペラを観にいく人は、ほとんどいませんから・・・
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- 2006/02/20(月) 21:27:36|
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土曜日の夕方の表参道ヒルズは、大盛況で、食事ができるお店もいっぱいだったので、ヒルズを出て裏・表参道へ・・・
時間が早すぎたせいで、お目当てのお店が、まだ準備中だったので、別の店へ・・・
珍しく『熟撰』が置いてあるお店だったので、先ずはビールで喉の渇きを潤し、魚を中心にたくさん注文を。
美味しい魚をたべると、料理にあう日本酒が欲しくなるので、『何を注文しようかなあ~』とお酒のメニューを眺めていると・・・
私ははじめて、大阪の蔵元の日本酒というものに出いました。
京都の伏見、神戸の灘に挟まれているものの、水に恵まれない大阪で日本酒ができるとは、思いもよらなかったので、こわいもの飲みたさで注文し、記念写真を!
名前は大阪らしくない
『鄙田』淀川の水でつくった銘酒なんて、ラベルに書かれていたら面白かったのですが、そういう冗談は書いていませんでした。
大阪の蔵元なら、それくらいのシャレを入れて欲しかったなあ~

(既に酔っ払っているため、手ブレでピンボケ)
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- 2006/02/19(日) 20:09:28|
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今日は、原宿で仕事があり、終了後にメンバーで「夕食でも食べに行こう!」と神宮前の交差点から
表参道ヒルズへ!
交差点から表参道方面を眺めると、ヒルズのあたりまで下りになっていて、表参道の交差点まで、また上りになっているので、交通量が見えるのですが、あまりの人の多さに嫌な予感がしたのですが、まだ夕方の5時過ぎだし、表参道ヒルズといえども、食事くらいはできるだろうと。
10日前のプレオープンのときは、そんなに人でごった返していなかったので、そのイメージが残っていたので・・・
しかし、甘い考えでした。
この2週間、テレビも雑誌も軒並み『表参道ヒルズ特集』だったことで話題性もあり、3階に店舗を構える飲食関係のお店は夕方5時の段階で、どこもほぼ満席です。
4人でふらっと行って、食事できるような甘い考えは通用しません。
でもね~、
表参道って、ふらっと立ち寄る気楽さが銀座とは違う良さだと思うんだけど・・・新しくできたスポットには、オープン当初と半年後に出かけて、賑わいの比較をするのですが、今年の夏は表参道ヒルズは、どうなっているのでしょうか?
夏まで、ブログを継続していたら、レポートしたいと思います。
表参道は、『ファッションセンスのいい人が歩いている率』が東京の中でも、一、二を争う場所だけあって、街の醸し出す雰囲気が独特で好きです。

(こんな感じでエスカレータは大渋滞)

(これは10日前のプレオープン時の快適さ)
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- 2006/02/18(土) 22:20:55|
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スキー場から賑わいが去り、久しくなりますが、どうやら
来年以降、スキー場に人が戻ってきそうです。
要因 その1)
団塊世代のリタイア後の趣味としてのスキー復活
要因 その2)バブル時代にスキーに興じていた世代に向けた、
1ランク上のサービスを導入したスキー場の台頭(アルツ磐梯など)
要因 その3)2006年以降、未曾有の好景気に入り、
リゾートブームが再燃これからは、団塊スノーボーダーもきっと増えてくるでしょうね~
バブルの頃は、カナダやニュージーランドで、ヘリスキーなんて、当たり前だったわけですから、お金と時間に余裕のある人達の海外スキー需要は潜在的におそろしいくらいあります。
しかし、ようやく景気が快復し、スキー場にも人が戻ってきそうなタイミングで、スキーブームを支えてきた西武・国土が、多くの課題を抱えた状態にあるとは、なんとも皮肉です。
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- 2006/02/17(金) 22:08:32|
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昨日に引き続き、日経の大学生の就職希望企業ランキングの話になりますが、仕事柄、私がとても面白いと感じたのは、業種別の『
サービス・調査・コンサルタント』部門です。
(1)野村総研
(2)
リンクアンドモチベーション(3)大和総研
(4)マッキンゼー
(5)ボスコングループ
(6)
ワイキューブ(7)アクセンチュア
(8)楽天
(9)
プラン・ドゥ・シー(10)セコム
帝国データバンク
2位のリンクアンドモチベーション、6位のワイキューブ、9位のプラン・ドゥ・シーなどの新興ベンチャー企業が大手のコンサルファームと肩を並べてランクインしているところは、とても興味深いです。
こういうことは、一昔前なら絶対ありえないことで、ベンチャー企業経営者にとっては、励みになるデータです。
この部分をみている限りは、志望理由第1位の「仕事がおもしろそうだから」という回答も、まんざら嘘ではなさそうだという気もしますね。
と、同時に
マスコミに対して、いかに自分達のプレゼンスを示すか?という課題をクリアしている企業が学生からも、高い評価を得ているということの表れで、企業経営者としてのマーケティングセンスが問われていることも窺い知れます。
大企業であれ中小であれベンチャーであれ、入社前に思い描いていた姿と実態の乖離があるのは、当たり前だからこそ、
「自分達の会社のプラス面をマスコミをとおして学生にアピールできているか?」がリクルーティングに際しての重要課題だと感じます。
ネットマイニング社も若い人が憧れるカッコイイ、センスのいい、楽しい会社とやりがいのある仕事を提供していきたいとあらためて、感じた就職希望ランキングでした。
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- 2006/02/16(木) 20:59:04|
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かれこれ、1週間前のことになってしまいますが、日経新聞の恒例の調査『就職希望企業調査』の結果が発表されました。
文系・理系あわせた総合ランキングの上位企業の顔ぶれはというと・・・
(1)サントリー
(2)全日空(ANA)
(3)トヨタ自動車
(4)資生堂
(5)JTB
(6)松下電器産業
(7)三菱東京UFJ銀行
(8)JAL(日本航空)
(9)みずほフィナンシャルグループ
(10)東京海上日動火災保険
う~ん、これって20年前と比較しても、あんまり変わんないんじゃないの?
と思い、昔のデータが掲載されているサイトをネットで検索すると・・・
ありました、便利なサイトが!
なんと1984年から2006年までの就職希望ランキングの一覧
http://www.hr-plaza.com/database/ranking/2006/rank01.htmlそして、トップ20の顔ぶれの変遷も
http://www.hr-plaza.com/database/ranking/top20.html20年前、1986年のランキングはというと・・・
(1)日本電信電話(NTT)
(2)日本電気
(3)松下電器産業
(4)三井物産
(5)東京海上火災保険
(6)三菱商事
(7)ソニー
(8)日本生命保険
(9)日本アイ・ビー・エム
(10)住友銀行
電通
こうして、みると3位の松下電器と5位の東京海上以外は、ランキング上位10傑には、入っていないんですね。
20年前は、通信1社、メーカー4社、商社2社、金融・保険系3社、広告代理店1社という構成で、今年のメーカー4社、金融・保険系3社、運輸2社、旅行代理店1社と比較すると、企業の顔ぶれはかわっても、希望業種は、そんなに大きくかわっていないことがわかります。
しかし、
航空キャリアについては、これだけいろんな問題が噴出している中、
なぜ学生に人気が高いのか?その要因は何かを聞いてみたいところです。
ウチの会社にインターンシップで来ている大学生の4年生達はみんな、去年の早い時期にそれぞれが一流企業に就職が内定していたので、景気のよさと人手不足を背景に、今年から数年は売り手市場に形勢が逆転するのでしょうね。
バブル全盛期の89年、90年のランキングをみると、メーカーはソニー1社だけで金融系と商社がずらっと並んでいるので、
景気がよくなると給料のいい会社に学生の気持ちが傾くところも、わかりやすいなあ~とつくづく感じてしまうのでした。
日経の調査結果によると、志望理由の第1位は「仕事がおもしろそう」ということのようですが、売り手市場になると「給料がよさそう」が隠れ1位になることは間違いなさそうです。
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- 2006/02/15(水) 19:58:03|
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今日は、名古屋に出張。
打ち合わせが終了後、お昼ご飯に名古屋名物「櫃まぶし」を食べ、あわただしく帰京の途についたのですが、名古屋駅でお土産を買うときに、いつも悩みます。
何か、気の効いたお菓子があるといいなあと思うのですが、仙台の「萩の月」や福島の「ままどおる」のように、買って帰ると喜ばれるお土産のお菓子って、名古屋にあるのでしょうか?
「うなぎパイ」や「赤福」は名古屋じゃないし、名古屋駅で売ってるお菓子って、「微妙~」って思いながら、まあいいかあ~と買うことになります。
2週間前に行ったときには、『板角総本舗のゆかり』と『名古屋嬢』というお菓子を買ってオフィスにもどったのでしたが・・・
これは!っと思える名古屋土産をみつけることをテーマにしようと思います。なんかあるかな?
それにしても名古屋に一緒に行った同僚が、伊勢の名物「赤福」を知らないと聞き、衝撃を受けました。埼玉では「赤福」は、それほど有名ではないらしい・・・

(定番の青柳ういろ~)
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- 2006/02/14(火) 23:32:40|
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大学時代の友人の結婚式が、神楽坂の
『アグネスホテル&アパートメンツ』で日曜日に行われたので、2ヶ月ぶりに神楽坂に行きました。
母校のすぐ近くに位置する、このホテル、できてから4年ほど経過するかと記憶していますが、食事に行ったり、パーティに行ったりと7、8回は行ってるかなあ~
ここ数年、隠れ家的なホテルというかデザインホテルというか、センスのいいこじんまりとしたホテルが、都心にもできていて、以前のようにシティホテルか、山の上ホテルのような小さな隠れ家ホテルしかなかった時代から考えると、東京のホテルの選択肢は幅広くなったもんです。
一方で、外資系スーパーラグジュアリホテルの進出は、まだまだ続き、国内資本の御三家ホテルも、ようやく対抗策に本腰を入れ始めたようですが、少し手を打つのが遅すぎて、やることなすことすべて後手後手になっている感は否めません。対抗策に目新しさが感じられず、外資系ホテルの後を追っているだけですね。
起死回生の一発、一発大逆転の手は、本当にないのでしょうか?
老舗ホテルブランドをありがたく思う人は、ホテル業界の人が思っているほど多くないですよ。
少なくとも、私が知っている富裕層の中では、
『ああ、昔はよかったよね』という声の多いこと・・・老舗ホテルのロビーやラウンジでくつろいでいる人って、あまりにも年配の人が多くないですか?
2007年以降をみすえた
団塊世代向けの企画、外資系ホテルがロウンチする前に今から策を講じておいた方がいいとおもいますが・・・

(ホテルにはまったく関係のない引出物のGODIVAのチョコ)
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- 2006/02/13(月) 10:28:46|
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11日に正式オープンした噂の
『表参道ヒルズ』ですが、やはり大挙押し寄せたらしいですね。
TVニュースによると、1日に2万人とか・・・
2万人と聞くと、たいしたことないかとも感じますが、行った人なら想像できると思いますが、あの店舗の小ささと通路の狭さから考えると、結構な人ゴミだったのではないでしょうか?
京都出身の私がいつも思うことなんですが、東京に集まっている人って本当に飽きっぽくて、商業施設の運営者なかせですね。
オープン当初、あれだけ話題になった丸ビル高層フロアの名だたるレストラン、ダイニングの数々も、六本木ヒルズの某有名シェフの名を冠したレストランも、今では当日予約できるくらいですから。
天王洲アイル、晴海のトリトンスクエアなども、寒~い空気が漂っていて、中途半端な開発の悲惨な結末を見るたびに、デベロッパーと運営会社の本気度を疑ってしまうものです。
しかし、『表参道ヒルズ』は、そんな悲惨な憂き目にはあわないでしょう!なぜなら、
街の活気とそこを闊歩する人の覇気が表参道・原宿にはあるからです。
もはや、1つの商業施設だけで、継続的に集客できる時代ではない中、
都心の街おこしが、重要なテーマです。そして、活気を継続するために、そこに集まる人達のコミュニティと文化をいかに形成されるかが決め手になりそうです。
ただし、自然発生的にそういったムーブメントが発生することが大事ですね~
次にくる都心の街おこしは、六本木の防衛庁跡のミッドタウンですが、六本木ヒルズに匹敵する新たな熱気溢れる街になりそうです!
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- 2006/02/12(日) 19:41:10|
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土曜日は、ジョティ・フォスター主演の話題作
『FLIGHTPLAN』を観に、川崎の東宝シネマズへ!
《FLIGHTPLANの公式サイトはこちら》
http://www.movies.co.jp/flight-p/「土曜日の朝9時にしては、随分人が多いなあ~」と思ったら、韓流スターのクォン・サンウ主演『美しき野獣』の公開初日とあって、元お嬢様さまの行列が・・・
2006年前半も韓流の勢いは持続しているようです。
若者と違い一度好きになったら、継続するのは企業にとってはありがたいことですね~
THE有頂天ホテルは、幅広い大人の層に受け入れられているようで、盛況のようでした。(確かにとっても面白い映画でした)
興行収入50億円狙うと公開初日の舞台挨拶の記事に書いてあったのを見て、「オオボラ吹きか、この人は?」と思ったのですが、今では「スイマセンでした。」って感じです。
ところで、私が観たフライトプランは、50~60人程度の入りと見うけましたが、公開3週目になると、こんなものでしょうね。
知性派女優として輝かしい実績を誇るジョディフォスターですが、この映画では、強い母親像を熱演し、従来のインテリ色が強い役柄とは一味ちがった演技で、みているこちらも思わず感情移入してしまいます。

飛行機という密室の中で、突然娘が行方不明になるという設定から、大型旅客機の普段に目に触れない裏側を見せてくれるストーリー展開に、ドキドキわくわくしながら画面にクギづけになってしまいます。
それにしても、
大型旅客機っていうのは、当たり前といえばそれまでですが、客席以外のスペースも大型で、
バックステージパスでも発効すれば、高値で売れそうだと感じたのは、商魂逞しい私だけでしょうか?
主演のジョディ・フォスター以外の役者陣がちょっと地味に見えますが、『ニュースの天才』でヘイデン・クリステンセンの上司役を演じたピーター・サースガードや『ロード・ブ・ザ・リング』のボロミヤ役だったショーン・ビーンなど映画ファンにはお馴染みの演技派が、しっかりとワキを固めています。
後半30分からの予想外のストーリー展開には、毎度のことながら
「映画って、脚本でほぼ良し悪しが決まってしまうなあ~」と今回も感じてしまったのでした。
興行収入は、50億円と勝手に予想します。

(プログラムには、もう少し工夫が欲しいところ)
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- 2006/02/11(土) 19:49:01|
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ひと足はやく表参道ヒルズに行ってみて、ちょっと面白いなと感じたお店を3つほど紹介します。

地下3階にある「BISTY'S」というワインショップ&ブラッセリーバーです。「合理的だなあ~」と感心したんですけど、事前にチャージしたプリペイドカードで機械の中にセットされた気になるワインを、ほんの少しだけ試飲感覚で飲めるんです。最もやリーズナブルな金額だと20mlを100円ちょっとでトライすることができるのは、とっても素敵です。自分の好みに近いワインをみつける楽しみがありますね~


こちらは、足袋と靴下の専門店です。ロンドンにも店舗があるそうで、どうやったら、この単価で儲かる仕組みができあがるのかビジネスモデルにとっても興味が湧きます。

地下3階にある「新生銀行デロンギカフェ」です。
中に入って左側には、カフェらしく飲み物と軽食を販売しているカウンターがあり、奥にはデロンギの商品が陳列されていて、テーブルでお茶していると自然に眼に入ることを期待しているのでしょう。
カウンターの対面には、ATMが数台設置されていて銀行のアンテショップらしさを醸し出しています。かなり違和感がありますが、”これから飲み会”といったケースやヒルズ内の飲食で”カード使うほどの金額じゃないなあ~”というときに結構便利かもしれません。
銀行がとりこめていない客層と思われる表参道・原宿にくる若い層(金融機関にとってのね)に投資信託などを知ってもらうためのアンテナショップなんだろうなあ~と思いつつ、早急に成果を求めず3年~5年の長~い目で、見てやって欲しいところです!(預貯金で塩漬けになっている資産は、間違いなく投資信託に流れ込みますから、銀行も必死です!)
それにしても、駐車場の料金が1時間700円は、ちょっと高いんじゃないかな。バレーパーキングだったらよかったのにね。
11日の正式オープンの日は、きっと、どえりゃ~人になるんでしょうね~
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- 2006/02/10(金) 21:26:31|
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昨夕、話題の
表参道ヒルズのプレオープンセールイベントに行ってきました。
正式オープンは11日(土)のようで、この日は招待状を持った人だけが入場できたみたいで、受付を済ませると写真のようなリストバンドを渡され、「再入場する時には、みせてください」と言われました。

オープン初日は、きっと人でごったがえすのでしょうが、この日は招待客だけということもあり、夕方の6時過ぎにもかかわらず、地上3階から地下4階までのすべてのお店をゆっくり時間をかけて、見学することができました。

(地上3階からの図)
最上階の3階には、ダイニングがずらりと並び、ちょっと入ってみたいなあと思わせるお店もチラホラと・・・
ただし、スロープを歩いている人から近距離、丸見えになっているお店が多く、食事をしていても歩いている人が中を覗く視線が気になって、落ち着かないような気がします。
また、ダイニングにかかわらずすべての店舗が、かなり「コンパクトサイズにできているなあ~」という感じで、混雑時の客の捌きがたいへんそうです。
さらに、東京発進出のお店が多いのか? 新進気鋭の企業が多いのか? 知らない名前のブランドが多いのも、ちょっとした発見です。
私は、
「amadana」の店舗を見ることを目的に行ったのですが、ラジコンマニアのために京商のショップがあったり、男性が行っても、それなりに面白いのではないでしょうか。
これから、打合せで外出しないといけないので、続きはまた明日・・・

(地下4階から全体を眺めた図)
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- 2006/02/09(木) 15:16:11|
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先日、東京駅の構内で、
モバイルSuicaの販促現場に遭遇し、ティッシュをもらいました。その中には、こんな折り畳み式のリーフレットが・・・

私のケータイは、auのW32Hという、おさいふケータイ&モバイルSuica対応機種なので、サービスがカットオーバーされる1月25日を楽しみにしていたのですが・・・
なんと、
この機能を使うためには、Viewカードを持っている必要があるとのこと。これ以上、カードを増やしたくないと常々思っている私は、このためだけにViewカードを持つことに意義を感じないので、あきらめました。
Viewカードの運営会社にとっては、これをキラーコンテンツにするつもりかもしれませんが、どう考えても、Viewカードホルダーしか利用できないことによる
機会損失の方がはるかに大きいと思うのは私だけでしょうか?
それって、とっても企業本位の戦略では?
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- 2006/02/08(水) 00:22:14|
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夕方の恵比寿での打ち合わせが6時過ぎに終わったので、今日は会社に戻らず、そのまま渋谷へ移動。
先週末に観ることができなかった
「ギミーヘブン」を観るために新生ユーロペースへ!
東急本店にほど近い場所に移転したユーロスペースに初めて行ったのですが、「ギミーヘブン」を上映しているシアター1に入った感想は、
「うわっ、狭っ!」です。友達が住んでいるマンションのリビングの方が確実に広いと思えるほどの小さなスペースです。
巷ではミニシアターブームと言われていますが、これは正真正銘のミニシアターです。
ホームページで確認したら、なんと92席しかないらしく、やっぱりミニシアターです。
場所がらを反映してか、観客は10代後半から20代中心の若い層です。と、いっても私が観た回のお客さん、10名いませんでしたけどね・・・
映画の方は、『共感覚』という不思議なテーマをモチーフにしたスリラーで、2時間の上映時間、私は飽きずに画面を見続けることができました。
《ギミーヘブンの公式サイトはこちら》
http://gimmy-heaven.com/index.htmlキャストも江口洋介、安藤政信、宮崎あおい、松田龍平、石田ゆり子、鳥肌実と豪華な俳優人で、ミニシアターで地道に上映する作品っぽくない感じです。
プログラムによると、『共感覚』とは一般的な健康条件の持ち主が、ひとつの感覚に付随し、別の感覚を引き起こすことと定義されているようで、視覚と聴覚、聴覚と触覚、嗅覚と聴覚を連動して動かしてしまうことらしいです。
宮沢賢治、ランボー、カンデンスキーらが、この共感覚の持ち主だったらしく、確かに彼らの作品からは、独特のリズム感や世界感を感じるのは、この共感覚のなせる業かと、小さな納得がありました。
25000人に1人の割合で存在するらしいというのも、驚きで、世の中のたくさんの人が他人に言えずに自分の胸のうちにしまいこんでいる事実があるのかなあ~?とあらためて感じてしまうのでした。

この映画、さしてマスコミでは話題になっていませんが、クチコミで相当広がっていくのではないかと感じました。
ストーリーは、たいへん分かりやすく、大方の観客が真犯人をわかっていながら、なぜそこに結びつくのか?という疑問が明確にならないまま、最終局面にはいり、最後は『あ~、そうだったのね~』と納得して、劇場を後にしたのでした。
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- 2006/02/07(火) 23:37:25|
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ソトコトと共同で実施している
LOHASマインド調査が始まりました!数えて3回目の調査になりますが、初回の2005年8月から半年経過しているときの流れとともに、ますますLOHASは市民権を得て、一般の生活者のみなさんもの間にもコトバの意味するところや内容について、ずいぶん浸透してきました。

《ソトコトのトップページはこちら》
http://www.sotokoto.net/top.html今回は2月20日締め切りで、簡単なアンケートにお答えいただくだけで、iPodなどの豪華商品もあたります。実はアンケートの問題数は少し多いのですが、そこは「環境と健康を意識したライフスタイルを実践している」ソトコト読者のこと、途中でめげずに自分のペースでゆっくり回答をお願いします。
システムの構造上、未入力の状態で時間が経過しすぎると、タイミアウトになることもありえますので、もしそうなっても、怒らないでくださいね!
スローライフですから、あまりイライラしないように生きましょうね!
ついでに、ソトコト3月号に
「1回目と2回目の調査結果を振り返ったレポート」も寄稿していますので、是非ご覧ください!

(今月号はなんと見開き)
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- 2006/02/06(月) 09:47:52|
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先週末は、風邪で寝込み、家に60時間以上も篭っていたので、日曜くらいは早起きして映画でも観にいこうかと!
例によって例のごとく、川崎の東宝シネマズに行ってきました。
午前中に
『オリバーツイスト』を観て、午後は渋谷に移動、「カミュなんて知らない」「ホテルルワンダ」「ギミーヘブン」の豪華(強行)4本立てに挑戦しようとしましたが、まだ病み上がりのせいか、2本目を観に渋谷に行く途中、品川駅で降り、買い物をしてそのまま帰途についてのでした。
『オリバーツイスト』、予告編を30回以上観ていたので、ちょっと観たいなあ~という気がはたらき、楽しみにして見ました。(やはり予告編のリマインド効果は絶大です)
観客は、年齢層やや高め、平均すると40歳は超えているような気がしました。ざっと、数えた感じでは40人程度に見えました。
ストーリーは、とてもわかりやすく映画についてこれない人はいないと思いましたが、「もう少し劇的な脚色があってもいいのでは?」とハリウッド映画に慣れた私は感じたのでした。
勧善懲悪という単純な話ではないだけに、主人公の坊やと彼を助けようとする若い女性以外の登場人物にも、心の葛藤をストレートに見せてほしかったというのが私の感想です。
日本人的感覚では、後日談が挿入されていると観客の満足度も向上したと思いますが、欧州の観客にはあまり好まれないでしょうか?

(プログラムもきわめてオーソドックス)
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- 2006/02/05(日) 19:21:50|
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土曜日はグループインタビューが朝から予定されていたので、スタッフとともに原宿へ!
土曜日の朝の原宿は本当に人が少なく、11時過ぎたころから、どこからともなく人が沸いてきますね。
このブログにも何度か書きましたが、
「原宿」と「秋葉原」という街は時代時代の表情を変えながら、活気を保っている稀有な存在です。特に原宿は歩行者天国の消滅とともに街の勢いも文化も衰退するかと思いきや、一向にその気配をみせず、目と鼻の先の外苑前と対照的ですね。
ここ1週間、TVの特集で「表参道ヒルズ」の話題を何度と無く眼にしたので、すっかりオープンしているものと思っていたら、なんと
2月11日が正式オープンなんですね。
まだまだ、風邪の影響が残っているようで、かなりボケています。
私の注目は「Amadana」ブランドを展開するデザイン家電メーカー:リアル・フリートの直営2号店です。
《「Amadana」の公式サイトはこちら》
http://www.amadana.com/新店舗オープンのタイミングにあわせて、新商品の発売!などがあるとうれしいのですが・・・

(アマダナのデザインブックもお薦めです)
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- 2006/02/04(土) 20:44:06|
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先週、名古屋出張に行ったときに『板角総本舗のゆかり』と一緒に買った銘菓『名古屋嬢』ですが、風邪のせいか朦朧とした意識の中で、タクシーに置き忘れてしまい残念!
「仕方がないなあ~。今度行ったときに買ってくるか」と諦めていたのですが・・・
ところが、出社すると
紙袋の中に入った、あの幻の
『名古屋嬢』が! 机の上に!
どうやら、意識がぼうっ~としていたのはタクシーに乗ってからの話ではなく、会社にいる時からだったようです。
家に持って帰らず会社に置いたままだったのに、持って帰ったと思い込んでいたわけですから、相当ボケてます。

(名古屋嬢との再会)

(結構、たくさんはいってますね)

(味は、どこかで食べたことがあるような)
いやあ~、タクシー会社に電話しなくて、よかった~
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- 2006/02/03(金) 20:07:57|
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