再び、外食産業のお話
ファストフードが日本で、これだけ普及した要因として、アメリカの食文化と日本の食文化の類似点というものがあるらしい。
日米両国の類似点は、庶民の食文化だということのようで、これだけみると何のこっちゃという感じですが、中国やヨーロッパのように貴族の食文化ではない
というこみたいです。
ようするに本当の意味でクラスが存在しない社会環境の中で、食文化の中心は一部の特権階級を中心にしたものではなく、圧倒的に庶民の食文化が大きな存在として君臨していたと・・・
確かに、日本はシンボルとしての皇族は存在しても、それを取り巻く本当の意味での上流階級社会というものは、現在の日本には存在していないと言われると、そのとおりかもしれない。
ただ、資産をもっていれば上流階級に入れるということでもないし、現在、お金持ちの家でも、元を辿れば町民が事業を成功させて、お金もちになったという家系が多いでしょうから、このたとえ話も、そんなに違和感を感じません。
そんなことを考えながらファストフードを食べることも無いとは思いますが、お寿司や天ぷらという高級料理っぽいイメージがある料理ももともとは職人や町人が手軽に早く口にできるファストフードがはじまりということは、回転寿司は本来あるべき姿にもどったのかなあ?
とも、考えてしまうこの頃です。
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