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10月21日の日経MJの9面に
『カード各社、最上級に誘う』というタイトルで富裕層向けカードを発行している各社の戦略についてコンパクト且つ的確にわかりやすく纏めた良い記事が出ていました。

記事の中では、JCB、三井住友、クレディセゾンの3社それぞれの戦略の特徴について触れていて、一口に富裕層向けカードと言っても、カードの位置づけや差別化機能、ターゲット層について、各社各様の捉え方をしていることが紹介されています。
富裕層を対象にしたクレジットカードと言えば、AMEXのプラチナ、センチュリオンやダイナースのブラックなどを思い浮かべるだけに、ステータス感で勝負しがちに考え方ですが、老舗高級ブランドが確固たる地位を確立している中で、後発ブランドが同じ土俵で戦うことをしないという考え方は真っ当です。
JCBの最上級カード『THE CLASS』は年齢や住居形態などの定量データに基づく審査基準ではなく、ゴールドカードの利用実績や個人信用情報に基づき、個別にインビテーションしているとのこと。
これも、正解です!
年齢、年収、職業、所有資産などの定量データに基づき、カード会員の選別をしていると、リタイヤしたばかりの退職金富裕層や富裕層予備軍のベンチャー企業経営者たちにリーチすることはできません。わたしたちが、富裕層マーケティングのコンサルをしている過程で、かれこれ100名くらいの富裕層にインタビューしていますが、富裕層にもいろんな考え方、価値観のひとが混在していて、毎度毎度あらたな驚きがあります。
10月25日の『《新》富裕層マーケティング』セミナーでも、どんな価値観を持ったひとたちが富裕層向けビジネスのターゲットに向いているのかということも紹介する予定です。
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- 2005/10/22(土) 17:09:51|
- 富裕層マーケティング|
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