築地発! トレンド・マイニング日記。

築地市場の隣から、活きのいいマーケティング・ネタをお届けします!!

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告|
  3. トラックバック(-)|
  4. コメント(-)

マーケティング新潮流・・・その1(2006年1月号より)

11月24日に発売された日経情報ストラテジーの2006年1月号から
『マーケティング新潮流』というテーマで半年間の連載が始まりました。

nis2006Jan.jpg

《日経情報ストラテジー1月号の目次はこちら》
http://store.nikkeibp.co.jp/mokuji2/nis.html

『10分間で学べる業務革新講座』という連載企画4本の中の1本を私、鶴岡謙吾がマーケティングの新しいトレンドという切り口で、半年間担当させていただきます。

売れない時代に売るためのマーケティング新潮流(第1回)/今、求められているマーケティングとは? 鶴岡謙吾[ネットマイニング・ジャパン] (246p)

・・・ということで、私がセミナーでいつもお話をしている定性的な視点をマーケティングに最大限活用するためのノウハウを解説していきます!
1回目のテーマは
今、求められているマーケティングとは?
従来型マーケティングが通用しなくなった背景について、3つのポイントを挙げています。
今日は、その中の1つについて触れます。

(1)成熟した消費者は常に刺激や感動を求めている
日本の消費者は、本当に成熟していると感じます。今や、われわれマーケターや広告代理店の人達も、”消費者”という単語を使わず、”生活者”と呼ぶのも、消費するだけの立場ではなくなった表れです。
バブル経済の後、10年以上に渡り、経済状態が悪い時期が続く中で、私たちの価値観を覆す様々な出来事がありました。
10以上存在した大手銀行が、今やメジャー系3グループに再編され、まさか、あの会社がという大手企業が倒産・解体したり、新興のネット企業があっという間に東証1部に上場したりと、経済環境が大きく様変わりしましたね。

そして、「売れない時代」になんとかして「売る」ために外食産業をきっかけに価格破壊が始まり、様々な業種でデフレが進行し、「儲からない・勝者がいない・出口がない」デフレスパイラルに入ってしまいました。

そんな中、流通・小売業では、外資系大型店舗が鳴り物入りで来襲しましたが、大方の予想どおり撤退を余儀なくされました。

日本の消費者は成熟しています。一時的に“低価格”に殺到しても、“安さに対する慣れ”が恒常化する中で“価格”も含め他の要因、たとえば購買意欲を喚起する品揃え、陳列、販売員の質、店舗が醸し出す雰囲気などを総合的に判断し、「私が買い物に行くに相応しい場所かどうか」といった極めて情緒的な要因まで含め、無意識且つ総合的に店舗の存在を捉えています。

“価格”は数多く存在する選択基準の中のひとつとして強力な要因ではあるが、価格だけを絶対視する生活者は、むしろ少数派といえるでしょう。
EDLP(エブリデー・ロープライス)が日本に根付かない最大の原因は、そこに“驚き”や“ワクワク”が無いからです。

新聞のチラシから特売品を探す喜びや、店舗で思わぬ安売り商品を見つけたときに「今、買わなきゃ!」と感じる心のゆさぶりなどが無い状態ならば、すべての商品が圧倒的に安くて、感動するくらいの「爆安」が必要です。

「他店舗よりも相対的に安い」というような中途半端な安さでは、成熟した日本の消費者は、継続してお店にきてくれません。

従来型マーケティングでいうところの4PのPrice(価格)の考え方も、いくらに設定すればよいか?という単純な考え方ではなく、「この商品・サービスにふさわしい価値はいくらか?」という視点が必要です。

明日は、(2)心理的価値の訴求が成功のポイント
について、触れたいと思います。

資格同誌の別連載コーナー
『5分で身につくスキルアップ』では、私が心の師と仰いでいる”くぼたつ”こと、久保田達也先生の
くぼたつの企画の学校/良い企画の創造には “自分ロマン” が必須 久保田達也[イッツ] (264p)
も始まりました。
日経ビジネススクールの『くぼたつの企画の学校』は毎回、あっという間に募集締め切りになるほどの人気講座らしく、そのエッセンスが誌面で拝見できるとは、なんてありがたい企画でしょう!
私も楽しみにしています・・・

人気blogランキングへ
スポンサーサイト
  1. 2005/11/24(木) 22:22:02|
  2. マーケティング新潮流|
  3. トラックバック:0|
  4. コメント:0
<<マーケティング新潮流・・・その2(2006年1月号より) | ホーム | やはり後悔したのでした・・・『Saw 2』>>

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://netmining.blog12.fc2.com/tb.php/164-36605025

トレンド・マイニング研究会

06 | 2017/07 | 08
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -

最近のカキコミ

お薦めブログへのリンク

最近のコメント

最近のトラックバック

アーカイブ

カテゴリー

Search

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。