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次元をつなぐ映画『HINOKIO』

週末は映画館で映画を観るのが習慣化しているので、土曜日の朝は、品川プリンスシネマで『HINOKIO』を観てきました。
スターウォーズEPⅢの初日なので、ロビーは大混雑かと思いきや、いつもとまったく変わらずの混雑状況で、品川近辺はスターウォーズの人気はイマイチなのか?と思ってしまいました。渋谷や新宿は、どうだったのでしょうか?

今回観た映画『HINOKIO』ですが、事前情報まったくなしで行ったので、子供向け映画かと思っていたのですが、
まったくそういうわけでなく、幅広い世代に受け入れられる映画です。期待しないで観に行った分、得した気分というのでしょうか。

9:55の回で、5人づれ家族1組、カップル3組、男性ひとりと13名の観客だったかと思われます。クランクアップや試写会などのニュースをマスメディアでまったく見なかったし、映画館の予告編でも観た記憶がないので、
客の入りがこんな程度も仕方ないところか。

映画の方ですが、交通事故がきっかけで不登校になった少年サトルが社会復帰するためのリハビリの一環として、遠隔操作のロボットを代理登校させるという、近未来にありそうだと思わせる設定がユニークです。
ロボットが題材として扱われるとロボット自身に意思や感情があり、そのことが原因で人間社会との間でなんらかのトラブルが発生するというのがありきたりのパターンですが、この映画ではロボットは不登校になり自分の部屋に閉じこもりきりになった少年と現実社会とをつなぐメディアとしてロボットが位置づけられており、ロボット自身には感情や意思がないところが特徴的です。

「主人公サトルの少年の部屋という閉ざされた空間」と「学校というリアルな場所」、「ゲームという仮想空間」と「現実世界」、「昭和を感じさせる一昔前の風景」と「ロボットによる代理登校という近未来」というように、対比の構造がうまく映画に埋め込まれているところも、飽きずに最後まで楽しめる大きな要素になっていると思います。
そして、クラスメイトのジュンの存在も異なる次元をつなぐ存在として、物語の途中から大きくクローズアップされ、思わず感情移入してしまいます。

終盤のシーンで、サトルがロボットに背負われてジュンが乗る電車を追いかけるシーンには、ビージーズの曲が使われていて、名作『小さな恋のメロディ』のラストシーンで、主人公2人がトロッコにのって去っていくシーンのオマージュかと思えるシーンも感動をよびます。
不登校、イジメ、ゲームというヴァーチャルな世界への逃避、親と子の繋がりの希薄化、性差など、一歩間違えると陳腐な表現になりがちなテーマについてもシナリオの中で無理なく描かれているところも好感を持ちました。

派手な宣伝がなかっただけに、どれだけ多くの人に見られるかはわかりませんが、大人も子供も楽しむことができる良質の映画です。
興行収入の予測は、やめておきます。

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  1. 2005/07/09(土) 23:39:07|
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「HINOKIO」試写会にて

昨日、ファボーレ東宝で行われた7月9日公開『HINOKIO』の試写会に行ってきました。今回の試写会のスポンサーはヤクルト・タフマン。どういう繋がりでスポンサーになったのかよく分かりません。入場時にタフマン1本もらえました。『岩本サトル(本郷奏多)』は一年前交通事故
  1. 2005/07/10(日) 10:01:50 |
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