築地発! トレンド・マイニング日記。

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いらっしゃいませ、患者様。

土曜日に川崎のシネコンで『いらっしゃいませ、患者様。』というタイトルの映画を観ました。
「病院」と聞くと暗くて怖そうな看護士さんがいるイメージ、「クリニック」と聞くと明るく清潔で、笑顔が素敵な受付の女性が迎えてくれそうなイメージを持つのは、私だけでしょうか?
Movie_0109s.jpg


父親から譲り受けた地域密着型の総合病院の2代目に扮するのは渡部篤郎。いつものニヒルな役ではなく、ダメダメぼんぼん医者を見事に演じているのがいいですね。
この病院、経営状態が極めて悪く、給料も払えなくなる中で医師や看護士が次々に脱走?し、残ったスタッフはその穴を埋めるべく疲労困憊で肉体的にも精神的にも極限状態。

何の因果か、その病院に事故で担ぎこまれたのは、HOUND DOGの大友康平演じるフウゾク業界のカリスマ再建屋。縁あって、経営破たん寸前の病院の再建に係わることになった彼の再建の指針、それは『徹底した顧客満足の追及』

お客様が満足しなければ、あっと言う間に廃業に追い込まれるフウゾク業界で成功するためには・・・
・時代の空気を読み、半歩先を行くこと
・飽きられないようにいつも工夫すること
・自分だけのためにと思わせるホスピタリティあふれるサービス
などなどを病院経営に持ち込み、

■ナース指名制
■同伴CTスキャン
■ひざ枕点滴
■口移しバリューム

はては、ディズニーランドの■ジャングルクルーズならぬジャングル検診
・・・と、現実にはありえないけど、あってもいいんじゃないのかと思わせるサービスメニューの数々。

映画の結末は、さておき、未来の病院経営のあるべき姿を提示していると感じました。

既に外資系の投資会社が病院経営に着目し、徹底したサービス、ホスピタリティ産業として医療機関をとらえつつあり、フィットネスクラブと病院が提携する「健康スポーツ産業と医療の協業」など、”病院は病気を治す場所”という位置づけから”病気にならないために行く場所”という従来とは異なるフィールドでの位置づけが出現してきました。

ストレスが溜まりがちな現代人には、メンタルケアや体のリフレッシュなど、本当に必要なサービスはまだまだ開拓の余地がある領域がゴロゴロしています。
「納得してお金を払ってもよいという価値の訴求」が医療機関はヘタで、癒しビジネスやフウゾク産業は心得ているという気がしてなりません。

『病気を治すための病院・病気を予防するために行く病院』から『元気になるために行く病院!』というコンセプトに賛同してくれる病院があったら、マーケティング戦略策定と実践のお手伝いしたいです!!

興業収入1億円と私は予想します・・・
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  1. 2005/06/12(日) 19:06:21|
  2. 病院のマーケティング|
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