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今週号の日経ビジネスは『ベネッセ』の特集で、”ゆりかごから墓場まで”を上回る”生まれる前から墓場まで”と呼べるくらいの囲い込み戦略の一端を垣間見ることができ、興味深く読みました。

しかし、私が最も共感したのは、同じ号の巻末連載『終わらない話』です。今週号はファッション業界の優良企業
「しまむら」の藤原秀次郎会長が取り上げられており、タイトルは
『短命な流行とどうつき合うか』 となっています。
ファッション業界だけでなく、食品や飲料、パソコンや家電などあらゆる業界で商品のライフサイクルの短命化が進み、企業の業績悪化につながる大きな課題となっていることは、周知の事実。
その中でも、最近のファッション事情は流行が3ヶ月で次々に移り変わってしまうと記事中に掲載されています。
その他にもいくつかの要因があること、そして
「情報の質と速さ」「消費者の質」「変化の吸収力」というキーワードが並んでいます。
さすが、生き馬の目をぬくファッション業界の中で、大企業でありながら、フットワークの軽さと柔軟さを兼ね備えた企業として有名なだけあって、藤原会長さんの今の消費者の捉え方は本当に正しい。
「流行に敏感な若者」という固定観念の愚かさに触れ、もっとも説得力のあるコトバ、それは・・・
『企業同士がシェア争いに明け暮れる時代』から『変化の速度を消費者と競う時代』へ!企業側の人間が犯す大きな間違いのひとつである「企業の人間の方が消費者よりも先を行っている」という過ち。
消費経験豊富な消費者が爆発的に増加し、情報量は消費者の方がたくさん持っている。そして消費者自らが情報を発信する立場になった現在、
『企業側の人間よりも消費者の方が先に行っている』『主導権はメーカーから小売へ。そして今、小売から消費者へ移った』という状況を認めることが混沌とした時代の中を消費者と向き合うための第一歩となる筈です。
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- 2006/12/03(日) 18:04:41|
- 流行モノのマーケティング|
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