上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
- --/--/--(--) --:--:--|
- スポンサー広告|
-
トラックバック(-)|
-
コメント(-)
まとめにはいります。
「定番ビールはなぜ強いか?」視覚から受ける情報量が多いことが味覚や好き嫌いといった感情に与える大きいのであれば、清涼飲料水やお菓子は、どうなるのでしょう?
確かに広告が大量に投下されて記憶に残りやすいとも考えられるのですが、
ビールとの圧倒的な違いは、商品のライフサイクルの短さです。POSが発達し、単品管理が徹底される中で、売れ筋商品と死に筋商品が定量的な指標として提示され、消費者が望んでいるいないに係わらず、売れない商品はすぐに棚から外されるということが定常化している小売の現場では、新商品の使い捨て状態が当たり前です。
そのため、各社が目新しさを演出するために、季節限定や期間限定、地域限定など商品のラインナップの幅をひろげつつ、あえてライフサイクルを短くしていることが特徴的です。
いくら広告を大量に投下しても、商品の渦に埋もれ、短期間で市場から消えていく商品のことなど記憶に留めてくれるありがたい消費者は、そんなに数多く存在しません。かくして、定番商品は生まれにくい条件が整いつつあります。
定番商品のラインナップを広げ、認知度が高い商品の亜流を展開していく方法は、ヒット映画のパート2、パート3を制作し固定ファンを対象にビジネス展開するやり方同様、かなり消極的な戦略です。
明日へ続く・・・
明日は、日本経済新聞デジタルメディア社のセミナーで講演です。
《公式サイトはこちら》
http://www.nikkeimm.co.jp/needsfair2007/テーマは、新富裕層マーケティングで、低価格競争に巻き込まれない戦略についてお話しします。
人気blogランキングへ ← みなさんのワンクリックが毎日書くインセンティブ! よろしくお願いします!
スポンサーサイト
- 2007/01/31(水) 09:43:22|
- 流行モノのマーケティング|
-
トラックバック:1|
-
コメント:2
ビールの話題が出ておりましたので、ビール園の方に教えていただいた美味しい飲み方をご紹介したいと思います。 熊本は阿蘇の地下水があるので水がとても美味しいのですが、そんな熊本にはサントリーのビール園があり、そこは1日に何回か工場見学ができます。 コーヒー、ジュース、ビール等の生産過程の見学が一通り終わりますとお待ちかねのモルツ、プレミアムモルツ、ジュースの試飲がおつまみ付きでできますが、方法は以下の手順でした。 ①ビールグラスを垂直に立てておき、そこへ高い位置からビールの泡がよく立つようにグラスいっぱいに注ぎます。 ②そしてビールの泡がグラス半分くらいになるまで待ってから、今度はグラスを斜めに傾けてビールを注ぎます。 ③泡とビールの比率が三対七くらいになるように注ぐのが美味しい飲み方との事でした。 どうです、何となく美味しそうでしょう。 一度試されてはいかがでしょうか? P.S そこで飲んだモルツが購入するものと別物と感じるほど、ものすごく美味しくて何杯かおかわりしてしまいました。 メーカーがお金と手間をかけてまで鮮度にこだわる意味がよくわかりました。
- 2007/01/31(水) 21:00:57 |
- URL |
- 熊本在住元D&R #-
- [ 編集]
ビール工場で飲むビールは本当に美味しく、だからこそ各ビール会社は、鮮度に徹底的にこだわりを持つのですよね。
ところが、飲み比べると鮮度の大切さが感覚的に理解できるのですが、店頭に並んでいるビールも基本的に古いビールは回収されているので、鮮度が低いビールを口にすることは稀です。
だから、テレビCMで鮮度のことを訴求されても、リアリティが伝わってこないというジレンマがあるんですね~
マーケティングの難しいところです・・・
- 2007/02/01(木) 14:47:03 |
- URL |
- 築地発! #-
- [ 編集]
単品管理単品管理(たんぴんかんり)は、主に小売業における商品管理手法のひとつ。反対語は部門管理。小売業において、非常に多くの品目の商品を管理するのは非常に煩雑な作業であった。そのためコンピュータが普及する以前は、商品の部門ごとに管理することが多く行われて
- 2007/02/15(木) 01:43:14 |
- マーケティング経営用語